特別な大会。

読売新聞より

「がんばろう!日本」をスローガンに、東日本大震災からの復興に向け、「絆」を確かめ合った夏の全国高校野球大会。最後の打者を三振に取り優勝を決めた後、日大三ナインはマウンドで大きな輪を作った。「被災地を勇気付ける野球を、と言ってきた。選手はよくやった。」と小倉監督。畔上主将は「苦しい時はみんなが声をかけてくれた。1人じゃないと思った。 」と強調した。光星学園(青森)は津波で大きな被害を受けた。チームは避難所に水を届けた。「あなたたちが一生懸命やっているんだから、私たちも。」と言われた。それが力になった。仲井監督は「被災地に元気を、という思いで頑張ってきたが、相手が強かった。」と話し、川上主将は「一番長く戦う姿を見せられた。胸を張って帰れます。」と語った。一方、「特別な大会」に出場した被災地の球児たちは、新たな一歩を踏み出し始めている。「諦めるな」。古川工(宮城)の主将を務めた今野さんは、唐津商(佐賀)戦で相手応援席から聞こえた声が忘れられない。「日本中が被災地を応援してくれている事に感動した。人の支えのありがたさを知った大会です。」母親は自分を出産してから、ずっと入院している。地元に戻ってすぐ、父親に切り出した。「卒業後は働きたい。」家族を支えたいと思ったからだ。今は履歴書を書き、就職面接の練習に励んでいる。

という記事読みました。
甲子園を目指し、日本中の高校生が1戦1戦、力をつくして戦ってきました。
また、応援する日本中の人々も特別な思いで応援をしてきました。
その中でお互いの事を思い、励まし、支えあうという気持ちを持ちながら
甲子園を目指してきた事で、強い絆が生まれたのだと思いました。
また、その姿を見ている私たち日本中の人の心にも、感動となり力となり
感謝となる事と思います。
この気持ちを持ち続けている限り、必ず震災からの復興の力となると思いました。
 

ページ上部へ