昨日、買い物に行った時に近所のお店で中学生の職業体験を実施して
います、という看板を見ました。
私が子供の頃はありませんでしたが(随分前です!!)
最近はそのような活動を地域のお店の協力を得て
行っているそうです。
スーパーマーケットやコンビニ、パン屋さん、本屋さんなど
様々なお店での体験学習を通じて経験できるようで、
私が行ったスーパーでは、商品の陳列をしたり、たまった買い物を
整理したりと、1人1人に仕事が与えられているようでした。
まだ中学生なので実際は仕事ができる年齢ではありませんが、
それでも数年後には社会を支える一員となる子供たちです。
私の生徒さんで、小学6年生の女の子は、お風呂掃除が自分の家での仕事の
1つだそうです。
私は「〇〇ちゃん、お手伝いしてえらいね。」と言いますと、
女の子は「はい!でも小さい時からしているから慣れちゃった。」と
言って、けろっとしていました。
お母さんは「小学校にあがった時からさせています。
始めは水で流す所をさせて、だんだん全てを任せるようになりました。
将来、普通の事を普通に出来るようにするために今からさせて
おけば、本人が一番苦労しなくて済むと思うんです。
ちょうど、私が逆の立場だったんです。結婚してから家事が
大変で大変で!!」と笑いながら話されていました。
女の子も、将来はバイオ関係の仕事をしてみたいと思っているそうです。
働いて社会を支える事、家族を支える事、困っている人を支える事。
シンプルですが、とても基本的な事なのだと改めて実感しました。
もちろん、様々な事情で働けない方もいらっしゃいまが、