秋の虫の声。

暑かった夏も、いつの間にか秋の様相になってきました。
ミンミンといっていたセミから、リーンリーンという鈴虫の
合唱になり、夜空を見上げるときれいなお月様も
『やっと涼しくなったね。』というように輝いています。
子どもたちの中には鈴虫を飼っているお宅もあり、
梨やキュウリや鰹節の粉などを籠の中に入れてあげているそうです。
日本の四季は本当に表情が豊かです。
豊かな水、川、山、様々な木々、虫たちなど・・・。
それらを生活の中に自然に感じながら私たちは
生きています。
きっと日本人特有の『四季を感じる』という心は、
このような季節の移り変わりを肌で感じながら
培われているのだと思います。
虫の声を『きれいな音』と感じる事や
水のせせらぎを美しいと感じる心、
四季をそのありのまま受け止めて慈しむ心など、
いつまでも持ち続けていきたいと思います。
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