苦手。

何事にも好きキライがあります。
音楽が大好きな人もいれば、ちょっと苦手な人もいます。
ある女の子が先日、トライアルレッスンにいらっしゃいました。
まだ小さいのですが、ちょっと音楽が苦手らしく、
玄関には入ってくれたのですが、そこからレッスン室までがなかなか
足が進みませんでした。
無理に引っ張って、ますます音楽嫌いになってしまっては
もともこもありませんので、私は部屋に置いてある
シールの束を女の子に見せました。
(かなりの厚みと種類があります!!)
「〇〇ちゃん、こんにちは!今日は一緒にピアノに触って音を
出してみようね。がんばった子には、ごほうびシールがもらえるんだよ。
〇〇ちゃんの好きなシールはあるか、見てみようね!!」といって
シールの束を見せてあげました。
すると、女の子はあるシールをみて「これもいいの?」と
クマとヒヨコのシールを見て言いました。
私は「もちろんいいよ!!このシール、かわいいよね。
じゃあ、〇〇ちゃんの持って来た音楽ノートに
貼ってみようね。」と言って、部屋へ入ってもらいました。
さっそく音当てをはじめにしてみました。
出てくる音はド・レ・ミの3つに決めて、徐々にリズムを
加え、休符を加え・・・少しずつ慣れてもらいました。
お母さんがとなりに座っているので、女の子はとても安心した様子でした。
ピアノの前に座る事はまだ少し抵抗があるようでしたので、
無理はしないで、音あてで書いたノートを少し弾いてみました。
もちろん、女の子の大好きなクマとヒヨコのシールを、ノートいっぱいに
はってあげると、女の子も帰るころにはにっこり笑顔になりました。
音楽は本来、楽しいものだと思います。
『音が苦』になってしまう方の話も聞きますが、
すこしでも『音楽』の楽しさが伝わるようにレッスンしていこうと思います!!
来週、女の子に会える事が今から楽しみです!!

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