ジャンケン。

小5になる男の子の生徒さんがいます。
男の子の学校では運動会が1学期にあり、5・6年生が
音楽の係り(器楽の演奏)が出来るそうです。
1クラスから4人が選ばれるそうで、
今、男の子のクラスでは5人の希望者がいて、
1人が演奏できません。(ジャンケンで決まるそうです。)
男の子は「1人だけおっこっちゃうから、ざんこくー!!」と
ちょっとおどけた声でいました。
そして「先生、質問があるんですけど・・・」と男の子が
言いましたので、私は「なにかな?」と言いますと、
男の子は真面目な顔をして「5人中4人になるのを
ジャンケンで決めるんですけど、先生、何を出したら
いいですか?」と言いました。
お母さんと私は目をあわせて、思わず笑ってしまいました。
お母さんは「もー、もうちょっと他に質問はないの?」と
笑って言いました。
でも、男の子の『どうしても係りをやりたい』という気持ちは
よく伝わってきましたので、私は「私なら、みんなが
勝ちたい!と思って強そうなグーを出すと思うから、パーかな?
まだ時間があるから、ゆっくり考えて。」とアドバイスをしました。
男の子は「そーか。パーか・・・」と真剣な顔をしていました。
ジャンケンがどうなったかは、来週のレッスンでの報告が
楽しみです(笑)

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