復活。

今年は時間が取れたので、紅白歌合戦を見る事ができました。
東日本大震災で被災された
方々の事を思い、元気づけようという思いに
あふれたものだったと私は感じました。
中でも、ある中学校の体育館で使われていた
ピアノが津波に流され、泥まみれになって
音が出なくなってしまったものを
地元の調律師さんが半年かけて修理し、弾けるようになった
ピアノをスタジオに運び、全員で合唱した
曲は、その1音1音に深い思いが込められて
いるように感じました。
『嵐』の桜井さんが伴奏を弾き、
曲が終わるとそっとそのピアノをいたわるように
手を触れている姿も印象的でした。
勇気をもって前進する事、そして
大切な思い出を1つ1つたどって
生きてきた道をとりもどす事、
そのどちらも欠けてはならない大切なものだと
私は感じました。

 

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