時間

先日、東京駅の近くにある美術館の事をテレビで見ました。
一風変わった美術館で、東京大学の過去の様々な研究資料を
集めて展示しているそうでうす。
例えば、今のダチョウよりも大きな鳥の骨格剥製や
木で彫った骨のサンプル、初期の東京大学の教室をそのまま
再現した部屋などなど。
とても古い資料(実際はもう使わなくて廃棄するもの)ですが、
見た事もないものばかりで、「何だか面白そう!!」と思わせる
美術館です。
中でも、ある額の所で、館長が「この額は、中の絵よりも周りをみてほしいです。
この額についたほこりですが、100年のほこりです。
このほこりを再現しようとしていろいろ試みましたが、ほこりだけは
再現できません。100年という時間だけがこのほこりを
作ることが出来るのです。」と話されていました。

『時間』という目には見えないものですが、それがちりという
ものになり、額の上に積み重なって、再現不可能な『100年のほこり』が
出来上がります。
是非、ゴールデンウィークに行ってみたいと思います!!
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