ある子供向けの楽典の本に、ベートーヴェンやショパンの伝記が簡単に
書いているものがあります。
特に、彼らが子供のころのことが書かれているので、子供たちも
『ともだち』や『兄弟』の話のように感じるようです。
例えば、モーツァルトは算数が得意だった、とか
バッハは夜中にこっそり起きて本棚の中のパッヘルベルの楽譜を見ていたら
お兄さんに見つかっておこられた、などなど。
ある男の子はそれらのことを1人芝居風に面白くやってくれるので、
お母さんも大笑いです。
おかげで、バッハの曲で難しいところがでてきても、
以前だったら「バッハきらい!」と言っていたのですが
「難しいからいやだけど、バッハもこどもだったし、おこられ
ちゃってたんだよね」と言って、バッハと仲良しになったみたいです。