2012年7月
暑いです!!
毎日暑い日が続いています。
暑い暑いといくら言っても涼しくはなりませんが、ネコ先生を見ていると
「早く涼しくなってほしいね」と思わず言ってしまいます。
夏になってだいぶ毛も抜けてすっきりしてきましたが、
頭の先からしっぽの先までふかふかの毛がはえていますので、
やはり暑いようで、
レッスン中、時々イスからドン!と飛び降りると、
エアコンの風が一番よくくる床にぺたんと寝転がっています。
生徒さんと「とっても気持ちよさそうだね。」と言って
見ていると、ネコ先生はちらっと片目を開けると
「ピアノ弾いてね。ぼくはここで聴いているよ。」という
顔をしてまた寝てしまいました。
9月の残暑まであと2か月少し、ネコ先生の暑い日々はまだまだ続きます・・・
頑張ってます!!
高校2年生の女の子がいます。
夏休みの理科の宿題で、指定された植物を採取してレポートにまとめるという
課題が出たそうです。
女の子は「先生、もう大変です!指定された植物を採取するのですが、
100本取らないといけないんです!
400本取ると学校の新記録らしいのでがんばります!!
でも、蚊に刺されそうで困ったなあ。」と言っていました。
女の子は今、陸上部の部長としても頑張っています。
また、中学の頃は理科のノートをとてもきれいに書いてまとめていたので、
お手本としてそのノートが校長室の前に飾られたそうです。
将来は保育の先生か、英語も得意なので英語の先生になりたいという
夢を持っています。
がんばりやさんの女の子は、とっても明るい、元気いっぱいのすてきな先生になると思います!!
オリンピック開催!
イギリスで4年に1度のオリンピックが始まりました。
様々な国から多くのスポーツ選手が集まり、
しのぎをけずっています!
新記録やメダルを目指す選手、国によっては初めて女性での参加を
果たした選手、年の若い選手やベテランの選手など、様々な
選手が参加されています。
オリンピックの5色の輪は、世界各国の国旗の色だそうです。
昨年の日本では東日本大震災が起き、世界ではまだまだ
解決しなければいけない出来事が沢山あります。
このオリンピックの5色の輪のように、助け合っていける
世界になっていければと思います。
夕方の音楽。
仲良しのふたごの姉妹の生徒さんがいます。
夏休みなので、いつもとは違う曜日にレッスンがありました。
ちょうど2人が帰る時、私の家の近所でなる『夕方の音楽』が
聞えてきました。
いろいろな地域でなる夕方の音楽ですが、その場所によって
様々な曲があるようです。
(童謡だったり、歌謡曲だったりするようです)
お姉さんが「あ!この音楽、この前のキャンプファイヤーの時に
歌った曲です!『遠き山に、日は落ちて・・・』ですよね!!」と言って
歌い始め、妹さんも「そうだね!」と言って一緒に歌いました。
私は小さい頃、この夕方の音楽を聴くと、なんだかちょっぴり
悲しい気持ちになった事を急に思いだし、懐かしい気持ちになりました。
暑いです!!
蒸し暑い日が続いています。
自転車に乗ってレッスンに来る生徒さんは、レッスン室に入ると
「暑かったー!!」と言ってタオルで汗をふきます。
私もパタパタとうちわであおいであげたり、飲み物を出したりして
早く涼しくなるようにしています。
5分ほど自転車に乗る生徒さんでも、渡してもらった楽譜がこの暑さで
ほかほかしています!!
中1の女の子は「私は夏が大好きなんですが、蒸し暑いのが
ちょっと苦手です。楽譜もなんだか汗をかいているみたいですね!」と
言って、笑っていました。
これからがいよいよ夏の本番です!!
生徒さんも私も、夏バテしないように気を付けていきたと思います!!
(今日はウナギを食べて、パワーアップだー!!)
夏の過ごし方!!
夏休みに入り、中学校や高校では部活の合宿などが始まっています。
また、幼稚園や小学校でも、お泊まり会があり、夜はキャンプファイヤーを
したそうです。
部活の合宿では数日間、家から離れますが、友達と寝泊りを一緒にして
過ごすことは、とても楽しい経験のようです。
(楽しすぎて、寝不足になった女の子もいました)
また、長い休みを活用して英語の勉強をする人も多いようです。
野球が大好きな中1の男の子は「先生、野球の合宿から帰ったら、
英語の勉強をします!」と言いました。
私はてっきり『英単語を毎日〇個ずつ覚える!』のかと思いましたが、
男の子は「オレゴンにホームステイです!1人だけど大丈夫かなあ?
帰ってくる日がちょうどぼくの誕生日なんです。いい誕生日になるかな?」と
期待半分、心配半分で話していました。
40日ほどある休みで、子どもたちは普段、学校では学べない事を
いっぱい吸収できる事と思います。
(私も、もう一度、学生に戻って、このような経験をしたいなと
ちょっぴりうらやましく思いました。)
せみ。
昨日、玄関先の塀にせみが羽化のためにくっついている姿を見つけました。
まだまわりが暗かったので、羽化する前か後かはわからなかったのですが、
(珍しいものを見たなあ)と思っていました。
その日の夜、再び見てみますと、ちょうど羽化が終わって
まだ白いせみがその抜け殻にくっついていました。
図鑑などでは見た事がありましたが、羽化したばかりの姿を見たのは初めてです!
羽根はもう伸びていましたので、あとは体が乾いたら飛び立つのだ
ろうなあと思い、今朝見てみると、もうせみは飛び立った後でした。
せみは一生の大半を土の中で過ごし、ほんの数週間だけ
あの元気のよい声を聞かせてくれます。
私はふと、人間もこの地球という星の長い長い歴史の中では
ほんの短い時間しか登場していないことと重ねあわせました。
昨年の原発の問題や地震など、私たちがかつて経験した事のないような
未曽有の出来事を経験し、そのような思いにかられたのだと思います。
リコーダー
ピンクのウサギのヌイグルミが大好きな小3の女の子がいます。
今、小学校3年生なので、音楽ではソプラノリコーダーを習っているそうです。
女の子は「先生、今、ソラシの音を吹いているけど、音がうまく出ないんです。」と
この前のレッスンで言いました。
私は「リコーダーって初めての人はなれるまでちょっと難しいけれど、
慣れたら大丈夫だよ!指使いはわかっているから、指の押さえ方とかを
今度練習してみようね!教科書も一緒に持ってきてね!」と言いました。
女の子は「はい!」と元気よく返事をして、
「もし、ピンクのリコーダーがあったらいいのになあー。」と
言って、ピンクのリコーダーを想像しながらふくマネをしていました。
私も「あったらいいね!そこにウサギの絵が描いてあったらもっといいでしょー!!」と
言いますと、女の子は「サイコー!!」といってにこにこっと笑いました。
ピンクが大好きな女の子のために、その日のごほうびシールは全部ピンクにしました
夏祭り。
昨日の夜、レッスンをしていますと、どーんどーんという音が聞えてきました。
レッスンに来ていた女の子と「あれは何の音だろうね??」と話していました。
よく聞くと、それは近所の公園の夏祭りであげている花火の音でした。
女の子も「あー!!友達もお祭りに行くと言ってました!」と言っていました。
昨年は東日本大震災があり、夏のお祭りは中止された所が多かったと思いますが、
今年は少しずつ、開催される所も増えているようです。
でも、私たちの心の中では、単に今までのような『楽しい夏祭り』ではなく、
東日本大震災で尊い命を失われた方々の事を思い、そのご家族の事を思い、また
原発の問題で封鎖されてしまった地域に昔からあったであろう『夏祭り』の
事や伝統行事も途絶えてしまうという事も考えていかなければならないのでは
ないかと思います。
おたふくになりました。
スポーツが得意な中2の男の子がいます。
7月の上旬、「風邪ぎみなのでお休みします。」と連絡があり、
心配していますと、実は『おたふく』だったそうです。
病院で検査してもらうと、血液検査で『おたふく』とわかったそうです。
そこから2週間外出できなかったので家でたっぷり練習できて、
この前レッスンに来た時はモーツァルトの譜読みがすっかり終わっていました。
男の子は「ずっと家にいたので、熱がさがってからはピアノも練習
できました。漢検も、特別に次の時に受けていいと言って
もらえました。学校は夏休みの部活の後に補講してもらえる
そうです。他の友達は部活の後、プールなんですが、その
間に補講になるそうです。学校を休んだので、
心配していましたが、先生に感謝しています。」と話してくれました。
私は、「感謝っていい言葉だね。その言葉を聞いて私も心があたたかくなったよ。」と
話しをしました。
ちょっと色白になったようですが、きっと夏休みの部活で、
また元気いっぱいの小麦色になる事と思います!!